別冊ウルトラマンレックス
□エピソード7.14 アナタがくれた出会い・・・
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快晴のアスカ国の国道をSTAP専用バイクシールズが軽やかに走り抜ける。
(いい風だ・・・。)
ヘルメットの間から入る風を受けながら、ミヅシマはさらにバイクを加速させた。
久々の休暇だった。
最近激務が続いたことと、サクラを休ませるために休日はレイナの護衛に回る日々が続き、それを見かねたミズノが休暇を強引に取らせた。
(さて、どうするかな・・・。)
休暇を貰ったはいいが、どこに行くかわからずに私服に着替える。
まず一番最初に思いついたのはレイナに会いに行くことだが、今日は平日・・・つまりレイナは公務の日だ。
議会はないが、今日は政府で書類仕事であることを思い出したミヅシマは、ミズノに頼みバイクを出しあてもなく走り始めたのだった。