03/10の日記

21:07
サヨナラノツバサ 感想 2 (ネタバレ注意)
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引き続き映画の感想です。
ネタバレしまくりなので回避してる方ご注意ください。


病室で歌おうと思った理由を聞かれたシェリルが切なくもあり、可愛かった。
その中にはアルトへの想いが込められていたんですよね。忘れている事を責めもせず、自分の中に溢れるアルトへの想いを口にすることも無く。
屋上でシェリルが話しかけたときのアルトの「うん?」がツボです。
二人の漂わせる空気感がすでに夫婦。
戦うのを辞めて欲しい、アルトは一人しかいないという言葉は、死というものを目の当たりにしているシェリルだからこそ紡げる言葉なんだなー。
あの後、ランカが来なかったら、シェリルはアルトへの想いを口にしていたかもしれないと思いました。
シェリルからのアルトへの想いを強く感じたシーンでした。

逮捕されてしまったシェリル。
アルトはどんな思いで2.3日を病室で迎えたんだろう。
何にも言わずに言ってしまったシェリル。
どうして何にも言わなかったのか考えては、誰にも言わずに一人涙した時もあったのかも知れないと思うと切ないです。
ランカが言った「アルトくん裏ぎられったって〜」はランカが感じたアルトの気持ちであって、アルト自身は口にはしていないと思います。
アルト自身は裏切られたとまでは思え切れず、苦しんだと思っているので。

リベンジライブ会場を見つめて、イヤリングを海に捨てようとしても捨てられない。
見ていて胸が苦しくなりました。
アルトの手の動きがリアルで印象的でした。
この時に、アルトはシェリルの事が好きなんだと自覚したのかな?と思いました。
影で見ていたランカがアルカトラズへと向かうのが、TV版とは違いますよね。
アルトが好きだから、シェリルの気持ちを確かめに行った。シェリルの事も好きだから、二人のために頑張った。そんなランカの強さを垣間見れました。

ブレラから聞いた事は、皆にどこまで伝えたんだろう。シェリルが死ぬという事はオズマには伝えたけど、果たしてシェリルが好きかもしれないアルトに伝えるかどうかが疑問です。
シェリルを助け出そうと皆が言った中で、アルトが皆とは違う表情をしていたのが気になりました。
好きだからこそ、ハイ、そうですねとはならない複雑さや、近くに居たからこそ感じる思いというか。
それから、シェリルに言われた『一人しかいない早乙女アルト』とはどんな自分なのか。
飛ぶ理由とか。色んな感情が動き出していたのかな。
なんの為に飛ぶのか?正面から壁にぶつかるとは、まっすぐな少年だなー。愛おしい。
まず先に現状に飛び込んで、その中で答えを得ていく方法もある。その中で新しく見つかる答えもあるし、何も見つからないときももちろんある。でも、どんな時でも、飛び込んだのは自分なのだから、誰にも責任は擦り付けなれない。悩んでいる自分も、一人で居る時も、仲間と居る時も、恋人といる時の自分も自身であり、誰もが人と呼応して演じてる。
自分をこどもなんだと言えてしまうのは、大人だから言える一言ですよね。
TV版のオズマの発言には??がついたのですが、映画のオズマはこども?いや、オトコだろうと思えました。共感しました。いい兄ちゃんしてた。そりゃ、ランカも強く育つもんだ。

ゴスロリアルトーーーーー!!
女装だからこそ、映える男らしさ。
シェリル目指して突っ走るアルトがカッコよかった。
初見は吹きました。キレイすぎて。ごめんなさいアルト。2回目以降からはかっこいい!!としか思えなくなったよ。
戸惑うシェリルの表情と「ばか」に込められた感情が最高でした。抱きつくシェリルを抱きとめるアルトの表情が印象に残っています。
抱きしめて改めて自分のシェリルへの感情を再確認したのもあるのかな。
もしかしたら、会えた時に気持ちを伝えようと思っていたんだけど、シェリルのどんな時でも「歌」にかける思いやシェリルの生き様を感じて、ちゃんとアルトも自身の心の整理を納得行く形で修めたら、伝えたいと思ったのかな。と勝手に思って観ていました。
じわじわと好きから愛に感情が昇華しているところかな?とも。
病状の事を聞いていたなら、尚更切なさがそこに増していくわけですが。
そっとぎゅっとシェリルに手を回したように見えてうれしかったです。(気のせいかな?)

ジェットクラスターを「仕返しだ」って言った所がかわいかったーー。翻るスカートがアルトだったとは。
一瞬の変わり身でインナー?アルトに変わったところカッコイイ!!
シェリルが宇宙に吸い出されてしまう時、ボロボロ涙が出てしまいました。映画館暗くてよかった。
きつく繋いだ手と手が離れていく。アルトの手が最後にシェリルの薬指を掴んでいて、それがゆっくりと離れてしまうのが。切ない…。
自分の命を賭してでも、ランカを押し出す勇気。流れ落ちる涙。
どれだけの思いを本当はアルトに伝えたかったんだろう。どれだけの喪失感がアルトを襲ったんだろう。
「隊長…っシェリルっ」という感じでシェリルの時に手に更に力がこもったのが思いの強さですよね。
隊長先?まあそうだよなーとも思ったのですが、悲しい時後に出る名の方がより長く強く感情って込みだすからそういうことかな。と解釈してます。
ミシェルの手を止めたアルトがカッコよかった。
シェリルを失ったと思った時に、好きから既に愛してるに昇華していたんだと自覚したのかなと思いました。泣いたような目元と男らしいアルトの表情がとてもすてきでした。
自分に出来るのはこの戦いを終わらせることだと決意したアルト。かっこいいよアルト。


勝手解釈、感情こめて書いていてとても長くなってしまいました。読んでくれた方へ、ありがとうございました。
続きはまた後ほど書きたいと思います。

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16:41
サヨナラノツバサ 感想(注意:ネタバレあり)
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先月末日と先週の金曜日の二日間で4回観て来ました。
28日はネタバレなしで突撃、3/4はイツワリを観てからその足で行ってきました。

以下、ネタバレを含む感想となりますので、回避してる方はご注意ください。



情報、要素がぎゅぎゅっと詰まっていて、あっという間の2時間でした。
買ったジュース飲み忘れていたほどに画面に釘付け。
実際飛んでるデュランダルかっこいい!!
赤と白のカラーリングは錬金術意識してるのでしょうか?嫁の歌も錬金術意識とかだし、そう思うと愛おしいカラーリングだ。

予告のウェディングは予想を裏切らず、ライブ演出でした。(そこんとこ裏切らずそのままアルシェリウェディングでよかったのにー)
念願のナースシェリルを大画面で拝めた。けしからーーん!イイ!!最高でした。
男装シェリルがカッコイイ。組んだ足元から徐々に上がっていくカメラワークにやられました。

護衛アルトがすごくカッコよかった!!
アルトとブレラ二人のイケメンを侍らすシェリルがまたカッコイイ。ソファに座るシェリルの後ろに二人が立っているシーン好きです。
護衛シーンでの二人のやり取りが描かれてない3ヶ月ですごく距離が近づいていたのが感じ取れました。
TV版の憎まれ口叩きつつ仲の良いアルシェリ二人が見れて嬉しかったです。
護衛中の二人の絡みを、遠い目で見ていたであろうブレラの視覚・音声データをドラマCDか何かで流出していただけないでしょうか。
ふらついたシェリルを咄嗟に支えるアルト。
護衛期間中にも何度かあったんでしょうか。
シェリルの「おおげさなのよ」(うろ)の言い回しがなにげに好きです。

慰安旅行先でランカを待っている時、シェリルのCMじっくり見つめるアルトかわいい。
どんな事思って見つめていたのかな〜
ランカが胸でなく、股隠したのに笑いました。そっちかい!!
アルトの恋の→は終始シェリル一直線でしたね。
映画のアルトも恋には朴念仁設定なんでしょうか?
うすうすランカの気持ちに気が付いているようにも思えました。
ランカがアルトとデートと思って浮かれていたのに、はしゃぎすぎだろうとあっさりと言ってしまう。
その時のニュアンスや表情が、ランカからの恋心をシャットダウンしているようにも見えました。
(フィルターかかりまくった解釈してます)
決してランカの事は嫌いではなく、むしろ好きではあるんだけど、恋愛の相手ではなく人として。というのを感じました。
「バジュラから守る」とランカに怒鳴ったアルト。
ランカを思って言ったというより、軍人としての大義名分が立たなくなってしまう恐れとか。
バジュラに心があると思ってしまえば戦えなくなる自分を恐れている部分とか。
プロとして認められたものが崩れる恐れとか。
そんな色んな物が込められて怒鳴り声になってしまったんだろうなと思いました。

やっとアルシェリの絡みタイムきたーーー!!
病室のやり取りが可愛すぎです。
2回目からは結末知っているので、萌えポイントすらも泣きポイントになりました。泣きながら笑うことに…
一心不乱にアルトの病室へ走るシェリルがかわいい。
「良く響く声だな」なんて言いつつ、内心シェリルが来てくれて嬉しかっただろうな〜。
シェリルをじっと見つめる優しく穏やかな表情が印象的でした。
シェリルが指切るまでざっくざっく削られたリンゴに気が付かないほど、シェリルの顔見てたのかしら。
リンゴをキーンするのがもう可愛すぎる!!
あんな無邪気な所はシェリルにしか見せてないんですよねー。ブーン(イツワリのデート時)とかキーンとかもう可愛いよアルト。
おでこにリンゴこつんとされた時のシェリルのきょとんとした顔可愛かった。アルトも可愛いと思ってたんだろうな。思わず顔に出てますよアルトさん。と思って観てました。
屋上に上がるまでずっとあんな調子だったと思うと、ノーカット版にしてBD出してください。

今思うと、リンゴのキーンのやり取りは最後アルトのシェリルへの告白シーンからフォールド先から帰ってくる暗示だったのかな?と思いました。
アルトの「愛してる」の時、シェリルが両手をアルト(りんご)に伸ばすけど、アルトはフォールドしてしまう。(りんご飛んでって取れない)
けれど、やがてアルト(りんご)がシェリルの元に帰って来るという。アルトの愛しさ全開の極上微笑み付きで。そう思うと悲しくないので勝手に解釈させていただくとしよう。


次はアルカトラズからの感想を書きたいと思います。
拙い感想文になってしまいましたが、最後までお付き合いしてくださった方へ、ありがとうございました。
勝手解釈しまくりですが、こういう受け取り方した人もいるんだなー位に受け止めていただけると幸いです。

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14:44
ネタバレアルバム 感想
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昨日の夜に帰宅したら、ポストに美しいアルトさんが入っていました。
ケータイの待受にしているにも拘らず、こうして手に取るとまた勝手に涙が……

ほぼ完結編で流れた曲順で、初っ端からエリクシア
劇場での衝撃ままに、CDでも鳥肌たちました。
may'nちゃんの表現力はんぱないですね。本当にすごい!!菅野さん、may'nちゃんサイコーです!!
聴く度にシェリルの魅力に引き込まれる。
まずは通して聴こうと思っていたのに、さっそくリピートボタン押してました。

ない、ない?ええ!?
アルシェリ幼少期の出会いのBGMが
大好きなプロローグF、アルトのテーマとの絶妙なコンビネーションが……ないぞ!!
一番聴きたかったんですけど、仕方ない。
脳内演奏しかないですよね、もう。
トラに入ってるのとはまたちょっと違う感じだったような。BDでたら映像つきだし、エンドレスリピートしまくるから我慢します。

〜ダイアモンドクレバス〜
バージョン違うたびに曲調だけではなく、may'nちゃんの表現力にこれまた脱帽しました。
真空では、強くあろう、歌姫シェリルノームとして立ち上がろうと決意したような印象(勝手解釈すみません)がありました。
thank you〜はやさしく、あたたかな何か(人との出会いやアルトの愛)に包まれているのをシェリルが感じてて、自然と強さが湧き出ているような。一人の女性、シェリルとしての思いが溢れているような。そんな印象を受けながら聴きました。
may'nちゃんのブログを見て納得です!
もう本当にすごい!
歌シェリルがmay'nちゃんで本当によかった!!

ホシキラのイントロで涙が……
草原のボロボロになったデュランダルと風に誘われてゆっくりと空を舞う紙飛行機が切ない……
アルト早く帰って来てください。
帰って来たアルトに喜んだ皆に揉みくちゃにされるアルトやシェリルの傍に帰って来て、優しく微笑むアルトに会いたいです。

〜サヨナラノツバサ〜
シェリルのヴァルキュリア〜部分かっこいい
愛してる…聴くと胸が苦しい
なにも言えない。サヨナラノツバサからホシキラのイントロ涙なしでは聴けません。

CD聴くと、映画がまた観たくなる。
チケット代より高い交通費がニクイ…遠いよ映画館

個人的に恋のドッグファイトのサビと、Getitonのlalala〜の部分好きです。
完結編にはありませんでしたが、そうだよが入ってて欲しかったな。歌詞が好きなんですよね。
着うたあるのでそっちで聴くとしよう。
アルトのジャケット欲しさに買った一枚でしたが、中身もサイコーで買ってよかったです。

劇場完結編の感想をあげていなかったので、今更ですが次書きたいと思います。
拙い感想で申し訳ありませんが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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