赫い鼓動

□社会人の憂鬱事
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...02

「ハイ、コーヒー」

「オマエ、コレ・・・寒ィんじゃんねぇのか?」

「先輩のほうが、ネコみたいに蹲って寝てたよ?だから、かけたんだよ」

「その・・・あんがとな///」

「いえいえw」

何か・・・機嫌いいな、コイツ。

「先輩、早くコーヒー飲んだら?冷めちゃうよ?」

「急かさなくても飲むっつの」

ゴクン・・・ッ

「先輩、僕お手洗い行って来るから待ってて」

「おう」

カメはそう言うと、スーツを着なおして出て行った。

「なんだアイツ・・・」

オレはゴクゴクとコーヒーを飲み干した。





先輩・・・・・?

 
 コレ以上僕を誘わないでよ?


   もう、こんなに待ったんだから・・・―
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