りくえすと

□作戦l
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『ねえー』



静かな昼下がりの町の図書館。

幸い今は二人だけ。



「………………」



『しーらーいーしー』



「………なんやねん」



好きな人をさそって
数時間の勉強の旅へ。

約束こじつけるのは
苦労したなあ…



『おはなししようよ〜』



「カラダ同士のおはなしやったらええよ」



『…………………変態』



…せっかく二人きりなのに、
なんで、こんな…




…こんな、
勉強とエロトーク(一方的)しかできないんだろう。



「お前からさそったんやろ?
少しは勉強するとかせえや」



『…………………』



…だってあたしの目的は最初っから勉強じゃないもの。

下心ばっかで悪かったですね。



『わかった!
もう勉強は終わりにする!』



「…えー」



と言いながら、あたしに合わせてノートを閉じる白石。

ちょっと嬉しい。



『遊ぼう!!』



「何して?
大人の遊びか?」



……お前さっきから
そればっかだな。



軽く引いた。



『どっか行こ』



白石の笑えない冗談は無視して、場所を移動しようとバッグを持って立ち上がる。




…どこへ?




「おー、久しぶりにゲーセンでも行くか?」



『…んー』



それも楽しそうだけど…



『あたし、白石の家行ったことないよね』



「ああ…そういえば」



『……行っちゃだめ?』



思いついたらどうしてもそこじゃなきゃだめな気がしてきた。


どうしても行きたい。


白石の私生活をチラm…
いやいやいや(ry





「…どやろ。
今うち家族おるしなー」



『…あー』



おかしなテンションをおさえつつ相づちを打つあたし。


そっか…
家族の人に迷惑かけたらだめだもんね…
…しょうがない、か。



「や、居る分には一向にかまへんのやけど…


…おったらいろいろと出来ない遊びが『やめて』



どんだけ大人の遊び引きずってるんだよ…

年中あたまピンク色だなおい。



「ま、大人の遊びは
出来ひんけど…

来ます?」



『………行く』










家、行っちゃだめ?




(だから今度は誰も
居らんときにまた来てな?)

(結構です)






夏だからいつにも
増してecstasy(^ω^)

白石くんは茉莉が書くととんでもないはれんちboyになってしまいます

とても残念なこと
極まりないですね

これでも一番
好きなんだが(つд`)



リクくださった神無月さま!
こんなんですがとても楽しく書けました!
よろしければまた^^

ではでは





ThaNk Y0u F0R ReQueSt!

2009.08.05 Dear:神無月陸さま

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