パノラマ(短歌
□あけていくだけ
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北海道は短い夏が終わり、
秋刀魚といくらが美味しい季節です。
大雪山系の紅葉は本当に綺麗です。
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「鍋しよう!」野菜や魚スーパーで買ってきたのを開けていくだけ
ふた開けて中身確かめ 「湯気熱い!」 石狩鍋を取り分けてくれ
「豆腐とねシャケを一切れ食べたいな」自分で取ればはやいけれども
四苦八苦しながら使う菜箸の ハローキティはあなたを見てる
お返しにあげたこんにゃく食べている あなたの口が見えなくなった
すきときす 繰り返してる今もなを 恋愛ループ一年半も
片付けもそこそこのまま眠りたい ジョイの泡より泡のお風呂へ
学んだよ何も生まれず進まない
知ってる? 夜はあけていくだけ
少しだけ高いヒールで出かけます あなたの世界に近づきたい
この店も店員さんも食べ物も お客さんまでおしゃれで困る
カレー粉を入れた料理がカレーなら このグラタンもカレーになるよ
待ってるよ 待つのは辛くないからね それよりいなくなるのが辛い
期待さす言葉ばかりを並べるな! あなたは穴を開けていくだけ
「もう少しきってください前髪を」 広い視界で前だけ見たい