ギャラクシーエンジェル

□第八章
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【エルシオール/ブリッジ】


シオン「ふう!今日の仕事、終了ですぅ…」


もはや定位置と言っても過言でない簡易デスクはちゃんとした物になり、座席も司令官席と同タイプの物が使われ結構便利である。

最近のシオンの仕事は、専らタクトが溜めた書類の後始末から始まり、エルシオール内を巡り、そして呼び出されればエンジェル隊やシヴァとシャトヤーンのところに引っ張りだこである。


シオン「もうじき、エオニアとの最終決戦ですか……」


正直のところ、シオンはメガセリオン・セイバーのオーバースペックに振り回されていた。

テスラ・ドライブも75%ぐらいの出力でないと機体のコントロールを持っていかれそうになる。
それほどにメガセリオン・セイバーはじゃじゃ馬なのである。

逆に新たに追加された武装のクセは掴んでいる。


シオン「それにしても、シリーズ77系はまだしも、R―1、R―GUN、アストラナガン、ナデシコ、そしてデュアル・クロノ・ブレイク・ランチャー………よく火器管制システムがパンクしませんね……」


かなりムチャな武装の数だが、その分戦略の幅は広がる。


シオン「それに、安易に命を捨てるなっていうメッセージですかね?」


メガセリオン・セイバーが爆発したら、間違いなく銀河系の6つや7つは軽く吹き飛ぶだろう。


シオン「考えたら、軽く恐怖です」


シオンは呟くと、ブリッジを出て自室に向かった。





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