セーラームーン

□君と噂になるのも悪くない
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「やーてん!おはよ。」




毎日毎日僕の家までやって来て
毎日毎日僕を学校に連れていく君







「昨日のテレビ見たよ。相変わらずあの笑顔は罪だよね。普段はこんなに眉間に皺寄せてんのにさ。」



そう言って僕に眉間を指で突く君
そうすれば更に眉間に皺が刻まれるのは自分でも分かる






「ふぁー…眠い…」



僕が小さく欠伸をすれば、それにつられるように君も欠伸をした





「昨日も遅かったんでしょ?それなのに星野と大気は偉いよねー、朝から部活に行くなんてさ。」






本当にね
だから僕は部活には入りたくない
そんなくだらない話をしてると段々周りが騒がしくなってきた




気付けばもう学校の近く
僕を見付けた女子達は近付こうか迷ってるようだけど、正直朝から近寄られたら最悪だ
もちろん一日を通して近寄られるのも迷惑だけどね
近寄ってきた女子をあしらうのだって面倒だし





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