進撃 小説
□進撃の巨人 6
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『私は一度殺戮が繰り返される世界に生まれた
〜略〜
生まれたとき私の異質さに皆おびえた
だってそうでしょ?黒髪黒目の両親から赤髪赤目の子供が生まれたのだもの
わたしの魂がこの体に入ったんだから体の変化は当たり前
そして生まれて1年目の春わたしは森に捨てられた。
それからは魔法を使ったりして生活してきたわ
そして、5年前に葵に出逢って今ここにいるの』
「じゃあおねぇちゃんは葵の本当のおねぇちゃんなんだ!!」
『まぁ そうなるね』
無邪気にいう葵にヴェアルはそう返す
そんなヴェアルにフェリチタは心苦しげに言う
「そう、本来なら私が責任を取らなければならないのに・・・
本当にごめんなさい」
『葵を守ってくれるのならそれで構わないよ
それに・・・私の前世の母の名は カルモ 意味は温厚
そして今世の母の名はフェリチタ意味は幸せ
どちらも笑顔が美しい人だ!ルーチェ』
立ち上がりそういうと呪文と唱えた
光が家を包み込み2人が目を開けるころにはヴェアルの姿はなかった
『リベラシオン!家族の幸せを願って』
「また会えるよね」「きっと会えるわよ」
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