進撃 小説
□進撃の巨人 8
1ページ/1ページ
パリィィィンン
ヴェアルの耳にガラスが割れるような音が響いた
『決壊が壊れた・・・?
一度村に戻ったほうがいいかも・・・ ベンタロン』
村に戻ると巨人に襲われ逃げ惑う人々であふれていた
そのまま進むと部屋の中に追い込まれている母子がいた
ヴェアルは急いでその母子を救出する。
「ありがとうございます」
『・・・ねぇ、フェリチタさんは?』
そう聞いてきたヴェアルを見てその女性は驚くが目を素セルといった
「母は私をかばって...もう」
『そう、約束守ってくれたんだ・・・
葵、今みんなはどこへ向かっているの?』
「たぶんあの桜のとこに」
『そう、賢明な判断だね 行こう葵』
「えぇ」
『ビエント』
##NAME1##がそういうと風が3人を包み込み舞い上がる
「おねぇちゃんは今までどこにいたの?」
女性、葵はそう聞いた
『いくつかの国や街をまわって来た、大丈夫だよ、私ができる限り守るから』
「ありがとう」
『ついた』
風は3人を下すとふわりと消える
葵は村人たちのもとへ駆け寄り安否の確認をする
一方ヴェアルは桜のもとへ向かう
「葵!よかった無事だったのね」
「?葵って姉っていなかったでしょ?」
葵の言葉に不思議そうに友人はそう聞いてくる
「ううん、いるよとっても素敵なおねぇちゃんが」
そう言って葵はヴェアルを見る
『ディフェンサ・セグロ、ウルヴス・ウォラーレ!』
桜に手を当て唱えるとヴェアルの背には白と黒の一対の翼が生えた
翼から起こされる風は人々の間を通りすべての人を包み込む
そして次の瞬間人々はその場から消えた。
『嫌われていても大切だから』
「私にはそれが天使に見えた」
.