進撃 小説

□進撃の巨人 11話
1ページ/1ページ




『?今何か飛ん・・・ボタッっ―?!』


目の前をよぎった黒い物体に目を向けた
そこには、半分溶けかかった人間の頭があった


『ホルヘ!住人たちを正気に戻せ!!
 私は子供たちを見てまわる。』

「はっ!」



――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――
―――――――――――



『これで、あれを見た子供は最後?』


「はい・・・そうですけどなぜ子供を??」

『メモリア・エクスティシオン』



困ったような顔をしてヴェアルは唱えた


「ここどこ?」

「おねーちゃんだぁれ?」



「これってもしかして子供たちの記憶を・・・?!」

『さぁ、みんなお母さんの所へ帰ろうね』



「でも雨降ってるよ?」

「そうだよ!濡れちゃうよ?」


子供たちはこてりと首をかしげながらそういう


『大丈夫、 カーサ・フェリシタン』


「なぜ子供たちの記憶を消したのですか!!」

『子供たちは次の希望だからさ
 私たちが生きていくためにも彼らは守らないといけない存在だよ

 ・・・工房に行ってくる1週間は帰らないから』











『まだ、道はあるから』



「おかーさん、ただいまぁ!」










.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ