読み物 小説満杯

□消えて・・・
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いつかの日々に 消えた君は

どこへ行ったのだろう


泣いたあの日は 遠い過去

置いて ゆっくりあるきだした



昔 君がいた日々は 柔らかい笑顔に包まれていたよ

泣いたあの日は 君の言葉を忘れかけていた

君とともに居たいよ 君とさよならしたくないよ

どうすれば君とともに入れますか?



サヨナラと告げた君は

いつかの日々へ消えていった

追いかけることすらままならいまま




夕暮れに君の面影を見つけて

君の名を呼ぶんだ 何度も何度も

会えないと分かっていた

だけど この思いを消せなくてまた呼ぶんだ



届かない世界君へ

忘れたいと願うあの過去は

君が消えた日

そうあの事故の日



一緒に出かけたあの日

嬉しそうに笑う君は

僕の事を庇って消えた

あの日は忘れたいんだ



君は生きていると信じてやまない僕

君は目の前で消えたのに

それを信じることは出来ない


そんな僕だけど そんな僕を愛してくれますか?

ふわり笑った君 涙こぼす君

怒ってる君 困った顔して僕を見てくれた


愛してる

だから

消えないでと

願ったのは

遠い日で



もう一度貴女の元へいきますと

つ ぶ や い た




真っ暗な闇の中

一人泣いてる君は

僕の胸の中に閉じ込めた


もう二度と 逃 が さ な い ようにと...

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