読み物 小説満杯

□素直になんて・・・
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ナデナデ

「・・・何してんですかあなたは」


突然なでてきた斉藤に黒部は言った。


「いやぁ〜、黒べぇの頭って丁度いい所にあるな〜と思ってさ」

「そうですか、では今すぐその手をどけて仕事してください」



黒部は書類作成しながら言った



「え〜、黒べぇ僕に構ってくれないから寂しいなぁ〜」

「早く仕事してください!!」バシッ



黒部は手を叩き落としながらいう
すると斉藤は残念そうにしながら仕事をしにいった。


「また来るから」
「来なくて結構です!! ・・・全く」




ガチャ
「ん?黒部コーチ、顔が赤いようだが?」
「何でもありません」




素直になんて・・・なれない


(嬉しいなんて...言えるわけ無いじゃないですか)
(黒部コーチの様子がおかしかったが、何かしたのか?)
(えっどうして)
(顔を真っ赤にしてたからな・・・)







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