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□シュガーレスラブ
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初めて口付けたのは、何時でござっただろう。

とても昔だった気もするし、さりとてそうでない気もする。
問うてみたら貴殿は答えて下さるだろうか?
『ハァ?ンナ事あったっけ』と、呆れた顔を見せるのだろうか。
そうなのだろうか。政宗殿にとっては、忘れたい事なのだろうか。
ああ、それでも良い。例え貴殿が忘れていようとも、某は覚えておりまする。

――しかし、政宗殿。
貴殿は聡い方だ。だから…だから、某の恋心など直ぐにバレてしまうのでは無いかと。

そう。出会った時から。


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