◇小説◇

□Play truant
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1月14日はルキアの誕生日。……なんだけど、学校があるんだよな。
運良く休みってわけでもねーから、どっか出掛けるって事も出来ねえ。
どーすっかな…。









「あ、朽木さんっ!!誕生日おめでと――ございますッ!!」

やたら張り切った声でケイゴがそんな事を言っている。

ルキアはにこやかに答える。

「あら!覚えていて下さったの?ありがとう、浅野くんvV」

うげ…ι相変わらずスゲーな、その猫被り。
なんて考えてる場合じゃねーか。
今日はルキアの誕生日だってのに、俺は何も用意出来てねえι
どーしたらいーんだ…。









とにかく俺は授業そっちの気で考えた。
結構前から考えてんだけどな…。
一緒に暮らしてるわけだしギリギリまで大丈夫だろうとかヘンな余裕で、今日まで何の準備もしてなくて…。

とりあえず、ノートにあいつが欲しがりそうな物を書き出してみた。

例えばウサギグッズなら、色々選択肢あるよな……ぬいぐるみとか…菓子とか…?…あとは、文具…って手もあるか…。ウサギが描いてあれば何でもいーのか…?



あ゙――…わかんね。
どうもこういうのは苦手だ…ι



「おい、一護」
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