氷帝
□やっぱ好きやねん
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ソファでは
跡部が洋書に視線を落としている
俺は
ベッドに寝転がって
クッションを弄んでいる
会話なんて
もちろん あらへん
ケンカした訳ちゃう。
跡部が本読んどる姿
黙って見てんの好きやねん。
沈黙も良かったりすんねん。
せやけど。
今日は、ちゃう。
なぁ、跡部…
今日、俺の誕生日やねんで。
今日ぐらい
俺のこと
見てくれても
エエんちゃう?
†
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