短編小説
□恋の伝説
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ここは初等部B組
キーンコーンカーンコーン
「来週から前期試験でーす♡
しっかり勉強しておくように♡
では授業を終わります。」
「あぁーテストなんていややぁ!」
「馬鹿にはつらい関門よね」
「でもここは優等生賞をとって
じいちゃんに会いに行くとゆう夢があるか ら諦められへん!」
「佐倉/蜜柑ちゃんが優等生賞?ムリムリ!」
「心読み君もキツネ目君もひどいわぁ!」
「お互い頑張ろうね、蜜柑ちゃん。」
「ありがとうな、いいんちょ。」
委員長だけは優しく応援する。
「うちは今から勉強の鬼になるんやぁーっ!絶対邪魔せんといてえな」
蜜柑がはりきっている中、棗は呆れた顔で
「馬鹿がいまさら何を言ってるんだ?
馬鹿は一生馬鹿なんだよ。」
「なんやとー!棗まで!みんなしてウチのこと馬鹿よばわりするなっ!」
B組ではあちこちといろんな声が飛び交う。