ナルト(短)

□噂の彼女様
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キーン コーン カーン
木の葉学園3年A組
クラスに嵐が巻き起こる…
「ちーっす」

気だるそうに教室に入って来たのは
本気を出せば学校1の頭脳の持ち主
奈良財閥子息
奈良シカマル 18歳♂
自称 イケてない派

「っはよ!シカマル!」
バシバシと肩を叩かれ眉間に皺がよる
「いってーょ キバ」
朝からテンションの高いキバはクラスのムードメーカーである。
「キバったら毎日毎日元気よねぇ」
「ホントだわ(;^_^」
「そ、そだね」
シカマルが席に着き2人のやり取りを見た女子3人がやってくる
イノ、サクラ、ヒナタ

「おはよ、シカマル」
同じタイミングでやっきた自称ぽっちゃりのチョウジ「よぉ」
「…」
クラス1のもて男サスケ
生物係で無口のシノ

皆で集まり他愛もない話をするのは
もはや日課になっている

「やっとテスト最終日ねぇ」
「ホントだわ、もうつかれたわ…ょ?」
イノのぼやきにサクラが応えるが
あるモノを目にし何故か最後が疑問系になる。
「どうしたのよサクラ?」イノが不信に思いサクラに疑問を投げ掛ける。
「し、シ、シカマル〜!!??」
いきなりの絶叫に話していた全員がサクラを見る
「っせ〜な なんだよサクラ?」
眉間にシワを寄せながら応えるシカマルに
サクラは左手に向かって指を差す
「あ、あんた!それどーしたのょ!!??」

そう言われて
皆がシカマルの手に目を移すと
クスリ指に光る指輪…
所謂 結婚指輪というやつ
「あぁ、これか」
驚く周りを気にせずあっさりと返事をするシカマル

「どういう事よ!シカマル!」
イノが叫んだ後シカマルの返事に皆固まる事になる
「あぁ、オレ結婚したから」


……
「「「ハァ〜〜!!??」」」
皆の絶叫がクラスに響き渡った…
「いつ、誰とよ!?」
「そうよ!彼女いたなんて話一切聞いてないわょ!」イノとサクラは興奮しまくりシカマルに質問責めをかます
「いゃ…テスト終わったら一応言うつもりだったんだけどょ(@_@;)」
興奮状態の2人にややビビるシカマル
「僕は知ってたよ〜」
サラリと言うチョウジ
「学生結婚じゃない!相手は誰なの?やっぱ見合い?」サクラが聞く
というのもシカマルは奈良財閥の跡取り息子な為
この年で結婚など政略結婚以外考えられないのだ。
「ちげ〜ょ、ちゃんと好きで結婚したんだって」
気だるそうに応えるシカマル
「マジかょ!?マジでシカマル寿じゃん!?」
キバもシカマルの言葉に驚きを隠せない
「チョウジ相手どんな人か知ってる??」
イノがチョウジに聞くと
「ん〜メールで結婚したの聞いただけだし
相手がどんな人か知らないよ?」
すると皆それぞれ
歳は? 出会いは? 見た目は? なんで今? 写真とかないわけ? …

質問責めに会うシカマル
「だぁー!!もぉ、そんなに気になるなら今日ぅち来ればいいだろ!?めんどくせぇー!」
イライラが募りとうとう爆発したシカマル
「それいい!!今日テスト午前中までだし、午後皆で行きましょ?」
「いいわねぇ〜!」
「ぅ、うん」
女子3人がキャッキャ盛り上がる
「いいじゃん!!オレも勿論参加!!」
「ボクも」
「あぁ」
「…」
上からキバ、チョウジ、サスケ、頷いたシノ
「ったく…わぁーったよ連絡入れとくから」
シカマルは携帯を取出しメールをし出す。
「よっし!!午後は皆でシカマルの家に乗り込むわよ〜!!」

こうして
皆でシカマルの家に行く事となった…
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