特別版!!
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女にとって夢みる結婚…
その結婚を私は今…しようとしてる。
「健やかなる時も病める時も…愛することを誓いますか」
神父の言葉に隣にいる彼が「誓います」と、低い声を響かせた。
私は彼と幸せな家庭が築けるか…
それに結婚して自由がなくなるのも…いいものか…
ぼぅーっと考えてると私の耳に神父の声が聞こえてきた。
「…誓いますか」
…私は…誓える？
隣に立つ彼の腕から自分の腕を離し、少し彼から距離を置いて…
「…セブルス…やっぱりこの結婚止めよう」
私は彼に背を向け、ウエディングドレスの裾を持ち上げチャペルから走って逃げた。
「やっぱり逃げたか」
参列者が座る中、シリウスが立ち上がった。
「まぁ、***なら、何かやらかすとは思ってたよ」
続いて、リーマスが立った。
「全くよ!!やっとここまで来たのに」
リリーが大きくため息をついた。
「まぁ、要するにだ、スネイプにはもったいない相手だったんだよ」
シリウスが笑ってると、セブルスががっつり睨んだ。
でもその顔はどことなく楽しそうだった。
“やっぱり逃げたか…***”
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