長い読み物
□しあわせ[3]
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バーーーーーーーン
大きな音の後に誰かが言い合いをしながら歩いてくる。
なんだだか懐かしい気配がする…
「リーマス〜
なぁ、いい加減に怒るなよ。」
「何のことだい?駄犬。
僕は怒ってなんかいないよ?駄犬。
君の勘違いじゃないのかい?駄犬。」
「駄犬駄犬って言うなよ!!
ほれ見ろ!やっぱり怒ってるじゃないか!」
「うるさいよ。駄犬。
僕は怒ってないといってるだろ?
そんなにしつこいと堕とすよ?」
「ぐっ!」
こんなに騒々しい声は…
とても懐かしい声が聞こえてくる。
「あっ!シリウス、ダンブルドアが帰ってきているみたいだよ?
行こうじゃないか。」
騒々しい声に懐かしさを感じつつ聞き入っていたら僕達のいる部屋のドアが開く。