03/13の日記

21:10
070313
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君は


天使か?



悪魔か?





君は


天使か?



悪魔か?





僕は


天使か?



悪魔か?








誰も


天使で



悪魔なんだ。






白い翼も


黒い翼も


両手に広げ


僕らはこの


なんでもない世の中を


怪しくも軽やかに


夢の如く過ごせるはず。





白い翼も


黒い翼も


現実と非現実の狭間へ飛ぶための翼。





僕らは、そんな人種。





ひらくかな、翼。





見えるかな、翼。



…………………



 僕は33年間、思い込みだけで生きてきました。

 あえてした努力は、妄想の継続と積み重ねだけです。

 【継続はチカラなり】

 という言葉によれば、僕の継続は強い思い込みと妄想の積み重ねだけです。


 これが、詩集【妄想建築】の由来です。


 努力すべきは、強く思い込む事です。





 以前『天使の存在を感じる』という話を書きましたが、その天使は、僕の非現実的な思い込みや妄想、または願い事などを、じっくり吟味し、それらを手紙のように未来の僕へ届けに来るような感覚なのです。

 13年前に書いた詩『服を着て 愛し合わなくてはいけない。』『ユ ニ セッ ク スな いでたちで』『軽やかに 細々とした体を ひらつかせ』『指先は 君達のアドレナリンをコントロールする。』など、これらの言葉は、僕が今やっているライブでのパフォーマンスそのものです。



 三年前ステージに立たせてもらう数ヶ月前も、天使の存在を感じ(もちろん見えはしない)、不思議な詩を書いていた。
 その時には実感しなくても、『何か良い予感』を手紙のように届けに来る天使。きっとそう。


‥‥‥‥‥‥‥

(040621)

辛くとも
愉しくとも
どんな人生にも
BGMが鳴り響いていた

僕の今の人生のBGMは
あの曲

ひらけた空に
この大気に
共鳴振動させて
僕のBGMが
君のBGMに
繋がれば

素敵だな


台風が来るよ

この大気に

空一面の
透明な天使達


透明な天使達



 ‥‥‥‥‥‥‥

(040621)

台風が来たよ


僕の心を知ってか知らずか
やってきた

空一面に
黒い天使達

ひどくみだれた
羽音の中で
笑われた

僕の心を見透かされた

ゲラゲラ笑う
黒い天使達の
すき間をぬって
窮屈な
透明な天使達
ここに来て




黒い天使達

たぶん

僕のアレ



透明な天使達

たぶん

僕の



 ‥‥‥‥‥‥‥

(040626)

どうやら僕は
あの子を 弄んだ事になっているので
今度は 僕が弄ばれる番みたいです

あの子にではなく
あの子に 弄ばれようと思います

健全な 弄ばれ方です

まったくもって 悪くはないです


だって僕
あの子に●●してしまったから
今度は 僕の番なのです


正直に嘘をつく幸せです


間の空気は 触れたら感電
ルーベンス時代の天使画みたいな
部屋いっぱいの天使達が
絶縁体

窮屈な 騒がしい天使達

部屋いっぱいの
櫻吹雪と
億色の
錦鯉の如き
昇り天使達


騒がしいな


数えきれるだけ数えて
終わりがないので
数えきれずに

やめた





‥‥‥‥‥‥‥‥



 この後、僕は思い描いていた妄想を建築していった。
 ずっとしたかった事、指先で君達のアドレナリンをコントロールする事。

 去年、実は、黒い天使の存在を感じていた。感じてしまっては、もう阻止出来ないのが、この黒い天使の厄介なところでもある。
 そういった場合は、透明な天使に手紙を託し、未来に届けてもらう。

 そろそろやって来る頃です。もう来ている予感です。

 強い思い込みと妄想の積み重ねで、未来は変えられます。



 みんなが楽しく恋しく過ごせますように。


 透明な天使達、ここへ来て。



…………………

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