04/06の日記

02:25
070405
---------------


 死にたい、だとか

 死ね、だとか

 死んでやる、だとか

 嫌い、だとかさ

 何度も聞くたび

 救いたかったけど

 何度も何度も

 いつまでも

 死んでやる、だなんてさ

 僕まで苦しいよ。



 ごめんね、

 僕、生きていたい。







 壊れかけた僕が望んだものは

 傷一つないドーリス

 アンハッピーエンドではないドーリス





でもさ、


本当は傷だらけの


君と僕


見えない傷も


見せない傷も


それぞれを


暗黙に許し合いながら


抱きしめ合う。





奥ゆかしい、赤裸々さで。





許し合うように


抱きしめる事の


せつなさ


愛しさ





君は「泣きそう。」って、


そうだね、泣きそうだよね。



たしか、この形は、そう、そうだ、漢字で「愛」と言っていた気がする。






よかった、思い出せた。








まだ、


まだ僕に、体温はありますか?





君の体温が、僕の体温を、動かす愛しさに






泣きそうだよ。







…………………………


 2月1日に掲載した詩より。






君から借りたMDを聴きながら

君からの電話を無視し続ける。


矛盾だらけだよ。

君も僕も。



君は何かを正直に傷付ける時がある。


そんな君を

どう愛せばいいのかわからなくなる。



罪を憎んで人を憎まずならば、愛せるかな。





無理に『いい人』にならなくてもいい。

『いい人』には、ならなくていい。


ただ

せめて

『いけない人』には、ならないように。



せめて、お願い。


…………………………


わかってもらえなかった。


僕は

倒れては起きて、起きては倒れて

なんとか起き上がっても

また振り出しで

貴女は貴女を壊しながら

楽しむように笑っていて。





どうしてかな、


そこ、笑うとこじゃないよ。





2月1日、これが僕から貴女への、最後通告だった。


2月5日、今一度、考えた。


深呼吸して、今一度、悩んだ。


2月11日、最後通知をした。


もう、ぐっちゃぐちゃで

貴女は貴女を壊そうとして

止めても止めても止まらなくて

僕は僕を麻痺させてしまった。



時は遡り2月11日、未明、救いの電子郵便が来ていた。


僕はそんな大切な贈り物に気付かないほど

麻酔で眠り込むように

もう、全てに麻痺していて

どす黒くなりかけていて

空虚になっていた。


今思えば、あれは

すれ違いの奇跡で

その贈り物は、後日、

どす黒くなりかけた僕の心に

しっかりと染み込んだ。



それは意図せず

終わりと

始まりが

同時に起きていたようで


僕は後日あらためて

その贈り物に感謝した。



まるでどす黒い僕だけど

生きていたくてしかたなかったから

その贈り物に、とても感謝した。


とても救われた。





これを軽々しく、いつもの調子で“運命”だなんて言ったら

また壊れてしまう気がして



それは悲しい事だから

“運命”だなんて、言わないよ。





今度は、

“偶然の必然”って言ってやるんだ。





…………………



お腹の底から笑って、深く眠る日々が、嬉しくて。


君の肌、涙が蒸発するほど、温かい。



…………………

前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ