Prince of Tennis〜short story
□生意気なルーキー
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あいつは、くそ生意気で自由奔放なルーキーだった…
俺の名前は切原赤也。俺の通っている立海は三年生と二年のこの俺がレギュラーだった。この学校のテニス部の掟は『負けてはならない』という物だった。しかし、立海は関東大会で、青学に負けた。
青学には、超生意気なルーキーがいて、真田副部長を激戦のうえに倒してしまった。
大会が終わった後に生意気なルーキー・越前リョーマが、一人で俺たちの元に訪れた。
「あんたが、不二先輩に負けた二年生エースの切原さん?」
…ぶっ殺したくなるような台詞を吐いて越前リョーマは俺の前に現れた。
「だからなんだよ。越前リョーマ?真田副部長に勝ったからっていい気になるんじゃねーよ。」
「…なってないっスけど………」
「…んだよ?ジロジロ見やがって。」
―ちゅっ
生暖かく柔らかい感触が俺の唇に一瞬触れた。
「!!!?」
「なっ!?や、柳っ!!赤也が越前リョーマにキスされたぜぃ!?」
「…越前リョーマが今日赤也にキスする確率79%…」
って、えええええエエエ!?
「なにしやがんだっ!!てめぇ!?」
「クス…切原さん、あんた可愛いから、俺の物にするね。」
「んなっ!!!?勝手に決めてんじゃね〜〜!」
あぁ…先輩達の目が、痛かった。
「ぼうやもやるね〜」
「幸村君、なんでそんなに嬉しそうなんだ?」
「いや〜若いな〜と思って(微笑)」
「越前リョーマ、赤也が欲しかったら、立海に負けんしゃい」
「仁王君!そういう事を言うのは止めたまえ!」
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