Prince of Tennis〜short story

□受け子達の苦悩
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―ある日の氷帝にて

「クソクソゆーし!!脚触んじゃねー!ってか、ジロー寝るな!跡部香水くせぇっ!ていうか、お前ら離れろーー!!あ、ちょっ、宍戸と鳳助けろよっ!樺地も日吉も突っ立ってんだったら、コイツらどうにかしてくれっ!!」


「そんな〜がっくん〜」
「岳人が怖E〜」
「あ〜ん?この薔薇の匂いのどこが臭いだと!?」
「が、頑張れよ…岳人…」
「ファイトです!!向日先輩!!」
「…跡部部長の言いつけは絶対です…」
「まぁ、頑張って下さいよ。向日さん。」


「クソクソ−ーー!!日吉、鳳、宍戸…てめぇら他人事だろ−ーー!!」

「当然でしょう。向日さん」

「そ、そんな事っ(汗)し、宍戸さぁぁんっ!!」
「…すまねぇな、岳人…ヘタに助けたら、そいつらがこえぇんだ」

「がっくん〜?も一回触らせてぇな」

「岳人〜!!膝枕して欲しE〜」

「俺に逆らうとは…いい度胸してんなぁ?向日?いや、岳人…」

「くっ…!!」

(クソクソ−!!誰かこの苦しみを分かち合ってくれっ!!)
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