ゲームの世界なんざ本当にあるワケねーんだよ、夢ばっか見ねーで現実見ろコノヤロー!!
□プロローグ〜全ての始まり
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ある晴れた日のこと。
魔法以上のユカイな……じゃなくて。
万事屋は相変わらず依頼が来ずに、グダグダだった。
「うぅ〜…銀ちゃ〜ん、暇アルヨ〜。」
ソファーの上に寝そべって、大好物の酢昆布をかじりながら神楽が呻く。
メガネ…もとい新八も、もう片方のソファーに座って微動だにしない。
そんな二人を見て、雇い主―銀時は、何故か得意気な顔をして言った。
「…よーし分かった。じゃあ、みんなでゲームをやろうじゃないか。」
「「ゲーム…?」」
新八と神楽の声が見事にハモった。
キョトンとした二人に更に気を良くした銀時は、某青いネコ型ロボットの口真似をしながら、ゲームのカセットを取り出した。
「テレレレッテテ〜ン♪『ポリゴンクエスト〜』(ダミ声)」
いつも騒がしい万事屋に一瞬沈黙が落ちた。
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