捧げ物・宝物

□白石家の新年
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†白石家の新年†




赤也(以下・赤)「精市様、寒く無いですか?」

精市(以下・精)「いいや、寒くないよ。赤也の方が寒そう」(手をギュッと握る)

赤「……!!//精市様!こんな人前で、俺なんかと手を繋ぐなど…!!」(真っ赤)

精「ううん、赤也だから手を繋ぐんだよ。俺の可愛いメイドさん」(手の甲にキスをする)

赤「…精市様…!!」(真っ赤)



幸村(以下・幸)「うわぁ、凄い人で御座るなぁ」

政宗(以下・政)「はぐれんじゃねぇぞ幸村。ほら、掴まれ」(手を差し出す)

幸「えっ、しかし、そのような行為、本来は恋人がするものでは…」

政「嫌か?」

幸「い、嫌ではありませぬが…」(政宗の袖を掴む)

政「くくっ…cuteだぜ、幸村」

幸「ま、政宗殿…」(赤面)



赤「精市様…!!//…ん?何か彼処に見たことがある人が…」

精「…え?ん…あ、あれは政宗じゃないか…でも、今は二人きりで…」

赤「政宗様〜!!幸村さん!!」

精「赤也…」(まぁ、ここが赤也の好いところか…)



幸「む、政宗殿っ、あれは!!」

政「赤也と…精市兄さんか?」

幸「お〜い、赤也殿!!精市様!!」


赤「政宗様と幸村さんも初詣に来てたんっスね」

精「まぁ、俺らはデートの帰りなんだけど、政宗達は?」

政「あ、いや、俺たちは普通に…」

幸「初詣目的に御座る!!」

精「そっか。…せっかくだし、一緒に境内をダブルデートする?」

赤「だ、ダダダダダダブルデート!?///…そんな、精市様…もったいなきお言葉…!!」(真っ赤)

幸「だ、ダダダダダダブルデート!?」(超真っ赤)

政「同じ反応かよ!!……でも、いいな、そうしようぜ」

赤「…じゃ、じゃあ…幸村さん…行きましょう」(真っ赤)

幸「あ、そ、そうで御座るな」(真っ赤)


精「ふふ…赤也の顔真っ赤で可愛い〜…(小声で)…政宗、デートを邪魔して悪かったね」

政「No problem…こっちこそ邪魔してsorry」(小声)

精「いや、赤也が声をかけたから…」(苦笑)

赤「精市様〜!早く行きましょう!」(ワクワク)

精「ん?…ふふ、赤也ったら。分かったよ。それじゃあ政宗、行こうか」

政「OK」




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