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□終末庭園
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不自然な永遠のリプレイ

未完成のまま私は倦まれた

亡くしたばかりの
思い出の上を
私は駆け抜ける

浜辺に座り込んで
何が真実なのか悩む

流星虎砲
背中にしょって

真夜中を歩く

泣き出した赤子
駅のロッカーから木霊する

パノラマに映るはかなき夢あれは誰のモノ?

生足に刻む
ロックビート調の
痛々しく疼く傷痕

いつから狂いだしたの?
周囲を振り回す音符達

足元で踊る
モノクロに見える
七色の曲線

綺麗な花火の様に
消えてった

あの日気付けば
何か変わったの?

朱く染めた
月明かりが照らしてる

運命にさえ
惑わされない様に
薙ぎ倒す宿命


足りない何かを埋める様に貴方を求めた


…もう堪えられない

ウジムシ共がウヨウヨと
私の前に立ちはだかる

私の何が欲しいの?
私の何を求めてるの?

問い掛けても
答える訳もなく

ただ、
ウヨウヨと私を求める

あぁ、、、

蝕まれていく


出来損ないの
私なんか浸蝕しても
何の栄養も得られないわよ

…そう、

それだけ私は
ちっぽけな存在なの

世界は、今日も。

金と欲望に染まってる
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