E047

□実験記録02
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洗浄室は、所謂風呂場のような造りである。
一般的な風呂場と違うのは電動で動くブラシやら掃除機のノズルのようなものがあったり、複数の人間が同時に入れるような広い空間になっているところだ。

高瀬は陸を俯せに寝かせて尻を高く上げさせると、パクパク開閉するそこにホースを差し込んだ。
蛇口を捻れば、温かいお湯が陸の腸へと流れ込む。

「いやぁっあっァうう…」

「こら、動いちゃだめだよ」

ホースから逃れようとする陸のペニスをぎゅっと握り締めれば、「ぎゃっ」と悲鳴を上げて逃げるのを止めた。

そのまま数分すれば、陸の下腹部は妊娠しているかのようにパンパンになる。

「お なか、はれつしちゃうっ…やだっやめて…ださせ てェ…」

目が虚ろになりながら腹痛を訴える陸に、高瀬は優しく微笑む。

「ちゃんと洗ってから、出させてあげるね」

高瀬はホースを抜くと、瓶を洗う為に使うような細長いブラシを陸のアナルに突っ込んだ。
そのままグシュグシュと激しい水音を立てながら内壁をブラシでこする。

「ひぎゃぁああっ!あっあひっやぁっふぁあああ!!」

チクチクしたブラシで前立腺を擦られれば、赤く腫れたペニスからピュッピュッと薄い白濁が吐き出される。

陸が意識を保つ限界まで洗った後、高瀬はやっとブラシをアナルから抜いた。

「はっ…はふ…」

強すぎた快感に涎を垂らしながら虚ろな目でカタカタ震える陸に、高瀬は「これで最後だよ」と朗らかに声を掛ける。

ずぽっ、と陸の手首程もありそうな太いノズルがアナルに差し込まれる。
それは、吸引機だった。

「ぎゃぁああァあッ!!ひぎっあ゙っあ゙ぁうやぁあああ!!」

腸に溜まったお湯を直接吸い出される感覚に陸は絶叫し、のたうちまわる。

しかし高瀬に身体を押さえ付けられそれすらもままならず、獣のような声を上げながら激しく身体を痙攣させた。


じきに失神し、くたりと床に倒れ込んだ陸の身体を、高瀬がタオルで包みそっと抱き上げる。

「よく頑張ったね。目が覚めたらご飯にしよう。陸の大好きなフレンチトーストを焼いてあげるからね」

白い部屋の片隅にあるふわふわなベッドに陸を寝かせると、高瀬は白衣を翻しその部屋から出て行った。
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