□幕間 好意
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美鶴と相談して


大蛇さんがババ様に呼ばれている日を狙って、行くことにした


まさか、そのあと美鶴まで呼ばれるハメになるとは、思わなかったが





村案内をしてやると言うと、彼女は想像していた以上に喜んでくれた


誘ってよかったなって、心の底から思った





本当は連れて行きたかった場所が、たくさんあったけれど


彼女はなぜか、俺たちの生活範囲の場所ばかり、行きたがった




それは、まるで、俺たちの生活が見たいっていう風に見えた



一応、俺たちに興味もってるのか?



まぁ、悪い気はしなかった





二人きりになっても


特によそよそしくなることもなく、時間は過ぎていった


まるで、昔からの知り合いと、出歩いてるような気分だった





俺の買ってあげたタイヤキを大切そうに食べる姿や


何か考えごとをしながら、あれこれ可愛く動く姿


すべてに目を奪われていた




その姿は、少し俺にも気があるんじゃないかって、思わせるものだった





俺はもう一度、彼女に大蛇さんとの関係を、きちんと聞いてみたくなっていた


もしかしたら、違うってこともあるかもしれないし





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