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□パンマル
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【パンマル】



ヨーンと出会ってもう2年がたつけど
まだ自然なパンマルが使えない

前にあなたはもう使うなっていったでしょ?
でも、本音はどう?
だって、たまに私がパンマルを使ってみせるとあなたは少しテンションが上がってる。私が気づいてないとおもった?





今日はジュヒョンとステージにたつ。
二人でなんて久しぶりすぎて
ジュヒョンははじめ、『んんんー、こんにちはヨーン』ってぎこちなくいうんだろうな
『がんばりましょう!』って丁寧に。
それなのにステージでは豹変する君に俺は惑わされるんだ
君には振り回されっぱなしだよ

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舞台袖廊下

先にヨンファの姿を見つけたソヒョンが駆け寄る

「んんんー、こんにちはー、ヨーン…」

いつもどおり丁寧なぎこちない挨拶
CNblueのメンバーに小言を言っていたのに
愛しくてたまらない元(仮装)妻との対面に綻ぶ表情

「ヒョーン!」

急に甘くなる声、
CNblueの弟達は『この差だよ…』とふてくされ顔。
でも、二人のことは好きだからその場は二人に挨拶をして自分達の控え室に帰る出来る子達。

「一緒にがんばりましょう!」

「おう!」

そしてここからがソヒョンの作戦スタート

「そう!私、ここの振り付けこうしたいんだけど…どうかな?」

「…え?あ、おお!いいと思う!それなら俺はこう動いてもいいんじゃないか?」

急にパンマルを使うものだから一瞬戸惑うヨンファ

「わー!いいね!そうしよ!」

「…ソ・ジュヒョン、どうした?」

「なにが?」

畳みかけるソヒョンのパンマル

戸惑いつつも笑みがこぼれてしまう

「…いや、なんでもない」

と言いながらも表情管理なんてできてないのに



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驚いた。
今日の彼女はどういうわけか
始終パンマルだった。
気づかないわけない。



できるかぎり自然にパンマルを使おうと必死な君がまた愛しくて

俺の気持ちも知らない君は

さらに俺の中に入り込む

お願いだ

俺が戻るそのときまで

俺を待っていてはくれないか

魅力的な君だから

これからも周りに愛されて

お願いだ

こんな情けない俺だけど

君を愛してる





番組降板後の私たちは『友達以上恋人未満』…
どうしたらあなたの彼女になれますか?
ねえ、ヨーン?





fin..


皆様アンニョンハセヨ!
ここまで読んで下さってありがとうございます。
とても久しぶりの更新となってしまいましたが
これからまた細々とあげて行けたらいいなとは思っています。



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