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□美女とマングース
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僕はマングースだ

貴女は美女

美女とマングースなんて物語があれば
実写版には僕らが選ばれるはずだ。

なんてね。




美女と野獣ってしってるかい?

美女に愛された野獣は素敵な男性に…なんてハッピーな物語だ。


そう思う人もいるだろう。




「ガインヌナ、僕らは美女と野獣じゃない…美女とマングースだ!」

「はぁ?何いってんのよ…」

僕らが下車する日の会話だ。

ヌナはまたふざけたこと言って…とか思ってたんだろうな。



僕らがウギョルを下車したあと、あの人は公開恋愛をはじめた。

僕じゃない人とね。


野獣は人間になったが
野獣であったころ、人を殺めたり傷つけたことがあるのだ。

その人達の恨みはどこにいったんだい?
消えたとでもいうのかい?

答えは NO だ。

被害者の全員が全員許せるはずもなく、彼らの屋敷は崩壊させられる。
金品は奪われ、雇われていた者たちは郷に返し、彼の愛した美女は…命を奪われる。


僕らの物語もバッドエンドの物語にみえただろう。
でもハッピーな物語になるはずだ。




だって、愛しき人は僕の側にいない…

そしてマングースは人間を襲うことはめったにない







僕達はまた愛せるよ。





fin...

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