短編
□犠牲
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時雨「おーっす、魔理沙。遊びに来たぜ。」
霧雨商店の扉を勢いよく開け放つ男がいた。
名前は雨宮時雨、霧雨魔理沙の彼氏であり同じ同業者、つまり魔法使いである。
魔理沙「時雨〜〜〜〜!!一週間ぶりだぜ!」
魔理沙は時雨を見るなり笑顔になる。
久しぶりに時雨に会えたからか思わず抱き着いてきた。
時雨「悪かったな、本当は三日で終わらせるつもりだったんだがちょっと長引いてしまった。」
時雨も魔理沙を抱きしめる。
やはり時雨も久しぶりに恋仲に会えたからか、少し浮かれていた。
魔理沙「全くだぜ、魔法の研究になると終わるまで出て来なくなるんだから。」
よく見ると魔理沙は頬を膨らませていた。
だが、そこが愛くるしく感じてしまった。
時雨「ゴメンゴメン、そのかわり新しい魔法教えるから言いっこ無しな。」
そういい魔理沙に軽くキスをする。
突然の事で魔理沙は驚いたが、嫌じゃなさそうだ。
魔理沙「しょ、しょうがないやつだぜ時雨は!」
魔理沙は顔を赤くしていた。
それを見て時雨はニヤついていた。
時雨「あららららぁ?顔真っ赤だねぇ、魔・理・沙・ちゃん?」