聖女か魔女か

□3.輸血パックください
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「まぁ……化け物染みた技は使うとはおも……!?;」




化け物と言った瞬間からかアリアは虚空を見つめながらブツブツ呟き始めた









『アハハハハやっぱそうだよね化け物にしか見えないよねアハハハハいいよいいよ私はどうせ化け物だよキングト●ールやガノン●ロフになればいいんだろアハハハハもうやだ死にたい死にたいってか死のうアハハハハ』



いきなりの展開にリーランドは驚きを隠せずどうしたらいいのかわからなくなっていた


なんだこの娘はネガティブ要素の塊か、と思わせるぐらいの不の怨念が渦巻いていた


するとアリアは机からカミソリを取り出して















ブシュッ









「Σ……!?ちょ!お前!?;」



「アリア!?前にもう辞めるって約束したでしょーが!!;」



桃はいまだに腕を切りつけようとするアリアを押さえている


『うるせぇええ!!約束は破るためにあるんじゃああああああ!!』



半狂乱で答えるアリアにリーランドも桃も困った








少し落ち着いたのかとりあえず腕には包帯を巻かれていた

…というか椅子に拘束されてるような…






『…すまない、取り乱してしまった……どうも化け物等といわれると無性に死にたく…ううっ』





大丈夫なのかこいつ
そんな目でみていた



「いや…こちらこそすまなかった…せっかく助けてくれたのに」












『まぁ本当なら君はあそこで死んでいるはずだからね』



アリアはあっけらかんと答えた
リーランドは聞きなれない言葉を聞いたかのように



「……え?」



と答えていた
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