聖女か魔女か
□3.5 文章力
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「問題ネー〈どんより〉を使って文章を作ってネー」
そしてそれぞれ渡されたホワイトボードに書き込む二人
「ではまず変態からネ」
「Σ変態扱いするな!;こうか?〈空気がどんよりしている〉」
桃はムムーと顔を傾げ
「…変態の癖に生意気ネー(・ω`・)」
「お前絶対俺の扱い酷いだろ」
「そんなことないネー、人聞きの悪い」
桃は素知らぬ顔でアリアの方を向いた
「さぁ!次はアリアの番ネー!」
『フッフッフ自信がありすぎて困っちゃうぜ……これだ!』
ホワイトボードには〈私はうどんよりオムライス食べたい〉
「「(oωo)」」
『(`・ω・)+ドヤァ』
「……Σハッ…今日の献立はオムライスってことネ!?」
『さすが桃……素晴らしい認識力だよ……腕を上げたね』
二人がキャッキャとオムライスに夢気分になってるなかリーランドは
「……文章力はどこへいった」
と呟いたが、この言葉は彼女らに届かなかった
3.5 文章力 了