置き詩

置き詩の為の板です
宜しければアナタの言ノ葉を降らして行って下さい

置き詩以外の書き込みはご遠慮下さい。

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11/18(Sun) 14:55
Напа

置き換えはき違えることに溺愛
期待外れに深色の海
たどりつくのは繋ぎ目をなくした卵白
否定するのは難しい

編み目に捕まる指先は
表面の浮き沈みに揺られ流され
本能が愛情だと
自己愛が努力だと

居心地の悪いソファのくぼみは
誤魔化しようもなく自作自演の狂劇


HP
D902i
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11/08(Thu) 20:25
Напа

一体何が
これほどの雨をもたらすのか
上昇気流に乗って涙は沸騰する

木陰の静かな届かぬ熱が
美化されて
唖然としながら叫ぶ
掴もうとして何が悪い

言葉の先端が心をえぐるのを恐れて
言えないことは純水になって眼から溢れる
揺れと黒と混乱の中で
かさばる唇から絹ずれの音のように鳴る、愛


HP
D902i
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04/17(Tue) 17:16
花見もうけ
灰色狼

桜 咲いた
桜 咲いた

喜ばしいこと
ほらご覧
人が集まる
宴会季節


桃色はっぴに
着替えたならば
幸せ風を
吹かせましょう

咲かそう サクラ
咲かそう サクラ

奥さんどうだい
素敵なかんざし
ちょいとご主人
きせるはいかが

そろいの着物の
おしゃべり美人は
おだて上手な
盛り上げ役

酔い人おいで
ゆるんだえくぼは
羽振りが良いヨイ
財布がゆるむ


稼いだ分だけ山分けさ

桜の散るころ
狂喜乱舞と
サクラが舞ってる
花見もうけ



―――――
サクラ
露店商などで、業者と通謀し、客のふりをして他の客の購買心をそそる者


HP
EZWeb
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01/27(Sat) 18:05
霜夜
灰色狼

窓の外
色を変えてく
初氷

狐火や
憑いては爆ぜる
懐道に

月照らし
梟鳴いて
呼び覚ます

君の名を
心に咲いた
帰り花


HP
EZWeb
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12/03(Sun) 00:52
決戦
灰色狼

凱旋門から5分
そびえたつ城を眺めた

黄色の挑戦状を丸め
懐へとしまう
小手先だけの武器は要らない
己の手で掴む

いざ出陣

甲高い叫び声
飛び交う罵声
落ちる化粧も
振る舞いも気にしない

何処から来たか知らないが
立ち塞がるなら容赦しない
昨日の友は今日の敵
狂気乱舞の地獄絵図

争いを尻目に
宝まで目指す
無数のすがる腕を
踏みつけけちらす

赤く輝く宝
頂上までのぼりつめ
しつこく纏いつく手を
払い除けて手にいれた

今夜はすき焼きよ

駅から徒歩5分
紅い看板が目印

そこは主婦たちの戦場


HP
EZWeb
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12/02(Sat) 23:47
君が教えてくれたこと
水谷明音


今あるのは、ただ君が『好き』という想いだけ。

その想いは、私を今までとても嬉しい気持ちにさせてくれました。
それなのに。
私はこんなにも複雑に糸を絡めて、解けないようにしてまで
自分の想いを見えないようにしてるんだろう?

誰かの事をこんなにも好きになれる事なんて、なかなか出来る事じゃない。
でも、それはどうしてこんなに苦しくて、胸が締め付けられて
涙が溢れる事なのですか?

誰かを想う『幸せ』を教えてくれたのは君でした。
そして
誰かを想う『辛さ』を教えてくれたのも、君でした…。


HP
PC
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11/20(Mon) 14:15
空と大地
青龍

大地しか
進めぬ者は空に夢を抱き

空しか
進めぬ者は大地に夢を抱く

幻想か?

幻想だろう・・

空を飛べなくなったニワトリは
空を捨て大地に鳴く

大地にも、空にも

そこに夢が在るなら追い掛けるべきか・・


大地を歩きながら
人は、
空にどこまでの
夢を見ているのだろう・・


HP
F901iS
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11/07(Tue) 12:12
人見知り
青龍

はじめまして

そんな挨拶して
作り顔

緊張感を
隠しつつ

「なんで隠す?」


一応、人見知り

後で、「人見知りってどこが?」
とネタになる・・


そんな自問自答を
毎回飽きずに
並べては

毎度の作り顔で
「はじめまして」


上っ面一枚
ひっぺがしたら
そこに居るのは

緊張ガチガチの自分なんです・・。

F901iS
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