詩
□モノクロ
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『モノクロ』
正しく成長したか
心を置き去りにしていないか
止まった青い時間のまま
モノクロの世界を漂っているのではないのか
時間の不可逆を理解して
七彩世界に年老える事の
意義は閃くだろうか
望む望まぬ別にして
透明だった日常は
膨大なる不安定の波にさらわれて
挨拶の余裕すらなく
さようなら
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