詩
□雨と無知と偽りと
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『雨と無知と偽りと』
意識下の無意識で
綴られる言葉の羅列は
2.5次元に近い創造
限られた線上での顛末
荒れた外世界の事は閉じ込めて
霧の中の夢世界か泥沼
脳内麻薬が枯渇して
朝から晩まで螺旋階段
昇降作業は細く静かに
顔を隠して
泣いてさめざめ
雨が降る
守れる事の少なさに
綴れる事の無意味さに
偽る事さえ臆病に
囁く事の愚かさに
口にも出せぬ切なさで
雨の強さは増すばかり
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