詩集

□《詩集E》
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『nova〜supernova』


遠からず
揺れるであろう
この心

踊るにまかせ
狂う朝も笑い過ぎ

波立つ度に新星
生まれ出る星たちは
朝日へと輝くのか
夕日への羨望を抱くのか

夜の空も昼の空も
何の変わりもなく
同じ空

想いの不変を願うのは
遠からず揺れるであろう心に
歌うような新星と
変わらぬ郷星との
同じ空を眺めたいから

だから嫌わないように
やさしく星を歌えますよう





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