詩集
□《詩集E》
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『迷案』
望めば通る願いでさえも
明日の我が身のおぼろげな
揺れる月夜の影絵遊び
いつか縛りを解き放つ
明日は白鳥
飛べぬなら
墜ちてみましょと言うが華
洒落さえ洒落と
受け取れぬ
頭を垂れて髑髏
さあさ今宵は盃の底まで
すべて忘れて眠りなさいな
/白鳥シラトリ
頭コウベ 髑髏シャレコウベ
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