詩集

□《詩集B》
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『可能性と創造力の必然性』


見えますか

私の万華鏡

聞こえますか

私の羽音

触れますか

私の赤頭巾


芽吹いた差し出がましさを

蜜蜂が運び去る為に

甘い花粉を身に纏おう


可視光線に目が眩まない様

太陽を隠してくれと

月に頼む


それでも

黄昏の時が足りない


では

誰が電話をとるんだ






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