詩集

□《詩集B》
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『回考』


ごめんね

僕は何処にも存在しない

ごめんね

僕は何も考えない


言葉が時計を一周する間は

目を開いても暗くて見えないから

僕はどんどん希薄になって

僕のカタチが消えてゆく


ごめんね

時計には二周目の言葉が廻ってる





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