詩集
□《詩集C》
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『役者は真似ず』
誰が何と言おうと
僕は僕で
君は君で
それは誰にも真似できない表現
地の上を歩く事に飽きたら
水の上を歩けばいいし
水の上にも飽きたら
音の海を泳げばいい
一杯の珈琲を飲み干して
二杯めの珈琲を頼み
三杯めにはミルクを入れようかと
空想の味付け
初めて入った喫茶店
窓際の席からは
無限の広さを思わせる
空と雑音が見える
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