詩集

□《詩集C》
19ページ/24ページ

『役者は真似ず』


誰が何と言おうと
僕は僕で
君は君で
それは誰にも真似できない表現

地の上を歩く事に飽きたら
水の上を歩けばいいし
水の上にも飽きたら
音の海を泳げばいい

一杯の珈琲を飲み干して
二杯めの珈琲を頼み
三杯めにはミルクを入れようかと
空想の味付け

初めて入った喫茶店
窓際の席からは
無限の広さを思わせる
空と雑音が見える



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ