詩集

□《詩集C》
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『精神安定剤を下さい』


すべてのものの災いは
時間と云うものに掌握され
自らを己と認識している事の愚かさか

まずは
扉を蹴り開けて
病院へ向かうが上策

私の知る所ではない
私と知る私として
笑えない世の中で
何を笑おう



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