詩集

□《詩集D》
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『存在を唄え』


朝が来れば光射し露になる
夜と共に深い深い夢になる
震える程の歌を唄おう
新しい言葉で

揺るぎ無い愛の為に灰に
鳥と共に高く飛び祝福を
非の打ち所の無いくちづけを交わそう
唇に触れたそれを繰り返す

幸福な罪も
偉大な快楽も
許される範囲で

さあ
震える程の歌を唄おう
新しい言葉で




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