詩集

□《詩集D》
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『夢の浮き橋』


静やかに
音鳴らせ風鈴
私の為

昼夜厭わず
浮世の風を
身に受けて

一世を賭せる
風を捕まえ涼み唄
夢の浮き橋

枕辺の煙草盆
真赤な火種は
如何様に相成った




昼夜(チュウヤ)厭(イト)わず
一世(ヒトヨ)を賭(ト)して
枕辺(マクラベ)の煙草盆(タバコボン)
如何様(イカヨウ(イカサマ))に相(アイ)成(ナ)った=どのようになった:イカサマ(ペテン)になった
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