AIR

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「リーダー遅いやん」




丸はすでにいい感じに出来上がっていた。




「もう、隆ちゃんったら。おおちゃんせっかく来てくれたんだから」




「飲みーやっ」




そう言いながら俺に抱きつくように倒れ込んできた。




「リーダー好きやで〜」




「はいはい」




「ゆきこっち来て」




「なぁに?」




そう言いながら丸と僕の前に座るキミ。




丸はキミを左手で引き寄せ、僕ごと両手で抱き締めるようにギュッとした。




三人の頭がぶつかる。




「もぅ、隆ちゃん!」




「ゆき、愛してるで〜」




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