AIR
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なかなか踏ん切りがつかない僕のもとに催促のメールが届いた。
―リーダー聞いてくれた？ゆきなんて？―
丸も不安なんだろうな。
―ごめん。忙しくてまだ聞けてない―
―忙しいのにごめんな。リーダーありがとう―
僕は何をやってるんだろう。
丸を不安にさせている原因の一つに僕も入ってるんだろうか…。
そうであって欲しくない。
でももしそうならゆきちゃんは…
ゆきちゃんの心の中に僕の入る隙間ができたことになるのかな。
そんな時だった。キミから『会いたい』とメールがきたのは…。
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