戦の扉

□紅に染まるきみ
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何時も通りに登校してきた政宗。
校門を過ぎると、後ろから声を掛けられた。

「おっはよ!政宗♪」
「Good morning煌凛。今日も元気だな」

優しく頭を撫でると、嬉しそうに頬を緩める。
そして、政宗を見上げてニコッと笑う。
政宗から離れ、少し前に進み振り返る。

「早く行こ!」
「OK!」

走って行く煌凛の背中を追いかける。





それが当たり前過ぎて
気付けなかった










お前が既に










に染まっていた事に・・・




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