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□メリークリスマス
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「メリークリスマス。ということでハイ」
「は？」
今日はクリスマスイブ
相棒に電話で呼ばれ
相棒の自宅にやってきた
「いや、せっかくのクリスマスだろ？だからサンタは必要だろ？」
「まぁな。でもさ、これはどう考えたっておかしいだろ！！」
目の前に出されたのは
サンタの服装…………
女ものの！
「俺はトナカイの格好をするから陽介はサンタの格好を」
「いやだ」
「絶対？」
「絶対嫌だ！！」
「そうか、ならしかたがない」
あれ？
いつもより諦めが早い
いつもならむりや……
「ちょちょ！ちょっとまて相棒！！なんで俺の服に手をかける！」
「大丈夫。陽介は可愛い」
「理由になってねぇーーー！！！」
「うん。やっぱ可愛い」
「うぅ」
結局着てしまった
てか無理矢理着せられた
女もののサンタの格好は
ミニスカート
おさえていないとパンツが見えてしまうぐらいミニスカだ
「じー」
「み、見るなよ」
「なんかエロいな」
「っ！！///////」
「サンタさん！俺にプレゼントを下さい！性欲という名の！！！」
「おまっ！！」
「あ！サンタさんの痴女貰いたいていうか奪いたい」
「な！///////」
なにを言っているんだ！この変態は！！
「だって陽介いつもキス止まり。そろそろいいでしょ？」
「だ、だめだって！！」
「ねぇ、サンタさん」
「ひぅ！」
「………可愛い」
「お兄ちゃんただいまー」
「おう、帰ったぞー」
「やばっ」
「ちょ、相棒！この格好菜々子ちゃん達に見られたら完全に変態扱いだぞ！！」
「おれが時間かせぎするから陽介は着替えてて」
「お、おう」
「…………………ちっ」
いま相棒が怖い顔したような気が
とりあえず着替えなくちゃ！
警察に連れてかれる前に
「ジュネスのお兄ちゃん！」
「や、やぁ菜々子ちゃん」
「なんだ友達が来てたのか」
「お邪魔してます」
「ジュネスのお兄ちゃんもケーキ食べよう！」
「せっかくのクリスマスだ。遠慮するな」
「じゃ、じゃあいただきます」
「ん？どうした、相棒？」
「…………いや（天使が二人いる！）」
今年はドタバタなクリスマスになった
来年もあったらいいな