たんぺん

□大事な任務
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会話文のみ。状況は想像にお任せします。



(部活前 部室にて)

一「…君達に大事な任務を与える

…やって。」

謙「おぉ流石やなユウジ!あのおっさんの声よう似とる!
…むしろ似すぎてムカムカが甦ってきた…」

小春「あらユウくん
その左手にあるのはいつぞやの●丸ジャンプやねー」

光「どっかの分身男のアクロバティック
みたいな伏せ方止めといてくれます?」

一「ほら、この号見てや小春、財前!
俺らも負け組合流したけど、全然目立ってへんのに
謙也はガキとデブ、3人で別行動しよって
なんやめっちゃ調子乗ってんでー」

謙「調子乗ってへんわ!それなぁ、
バレへんように忍び込むの大変やったんやで!
そもそもたどり着くまでがデンジャラスやってん」

光「謙也さん、バランス苦手やったんですね」

謙「お、おう。せやけど?」

光「そら、もっと鍛えなあかんっスよね?」

謙「ま、まぁなー」

光「ほなら、俺が付き合うたります」


(部活直前 コートにて)

白「ん?ユウジ、
なんで財前と謙也、今日部活おらんの?」

一「あー、白石。
財前がなんや謙也のバランス力を鍛える言うてたな
部室でなんかやっとったでー」




(部活直前 部室前)

『…謙也さんっ…もうちょい左足上っス…』

白「ほんまやったなぁ
部室の中から聞いたようなセリフが外まで聞こえるわ」

『…ハァ…ハァ…っ…こうか…?』

一「はよ、呼んだれ!俺を小春が待っとんねん」

『頭…頭…ヤバイっス…』

白「お前は今日、シングルスでこいちゃんとやろ?」

『ッ…ぁ…あかんっ…この体制…ハァ…辛いッ』

一「小石川に待たれても嬉しゅうない」

『…ほな、謙也さんうつ伏せになって…』

白「(ん?うつ伏せ??)
まぁ、嬉しゅうなくても待たせるのはあかんて
ほな、開けるでー」

一「おら、財前、謙也!
はよコートに行かん…か…ぃ…」



謙「ぁんっ…ゆうじ…しらいしぃ…っぁ…見んといてぇ…//」

光「ふーん…別のこと考えるなんて余裕やな…」

謙「っやぁ!…やめ、ひかぁ…あぁッ…ふたり、おるぅ…ッ」





バタン

一「…俺は何も見てへん…せや、何も見てへん…」

白「……エクスタシー…」

一「Σ白石、それ笑えへんっ!!」




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