ごちゃまぜ
雪男とかロージーとか新八とか諸々を可愛がる。
日和もこちら。
◆たくいさ※食戟
※やや危ない
ふくふくとした柔らかな曲線を描く丸い頬を指でなぞる。特徴的な形の唇にそっと口付けをすると、イサミはほんの少しだけ呻いて身動ぎをした。
「あぁ…ッ、く…!イサ、ミ…ぃ!」
ぽたぽたとだらしなく先走りを溢す浅ましいそれがイサミのふっくらとしたふくよかな手を汚す。子供のような手に包まれる、成熟しきった欲の塊。たまらなく卑猥で、これでもかという程にボクの劣情を煽る。
薄く開かれたイサミの口から、時折ボクを呼ぶ声が漏れる。そんなイサミが、ボクは愛しくてたまらない。
「にぃ、…ちゃ…」
その可愛らしい声だけで十分だった。勢いよく吹き出た劣情の証はドロドロとイサミの手を白く汚す。
「イサミ…ボクだけの、可愛い可愛いイサミ…」
明日はどう汚してやろうか。
そう考えるだけで、既に昂り始めるボクがいた。
おちないままおわれ
幼少タクイサ自給自足の巻
2014/10/21(Tue) 02:01
◆神伊 aph
※微シリアス
※国名呼び
いつの間にか俺は、大きな花畑にいた。
ボンヤリとその景色を見つめながら欠伸をする。こんなにいい天気なのだ。シエスタのひとつもしたくなる。
ごろんと花畑に寝転がってみた。
「イタリア!」
それは突然のことだった。
けれど突然の事だからといってあの子の声を俺が聞き間違えるはずもなく、弾かれたようにきょろきょろと忙しなく辺りを見渡す。
日溜まりの中、逆行で顔が見えなかったけれど、あの子がいた。昔と変わらない、小さな姿で。
「神聖ローマ…?」
その顔を見るために、小刻みに震えながら少しずつ小さなあの子の影へと近寄る。ゆっくりと、けれど確実に。小さな影へ近付けるにつれ、この心は歓喜に打ち震えた。ああ、夢にまで見たあの子に、あと一歩踏み出せば触れられる。
「ごめんな」
そう言ったあの子は、花弁になってこの花畑に散り散りになって飛んで行ってしまった。空しく一片の花弁を掴んだ手は、確かにあの子の温度も掴んでいたのだ。
::
「ヴェッ…」
目が覚めた。いつもいつも、希望の先にある絶望の夢。
あの子は今、どこにいるのだろうか。
いつも君の夢を見てるよ。
だから、早く、早く。帰ってきて。
神伊は本当にせつない。
2014/03/30(Sun) 06:18
◆そば妄想
美しい句を生み出す芭蕉さんの世界を見てみたい曽良くん。
色が有りすぎて飽和状態の世界に嫌気の差し始めた芭蕉さん。
芭蕉さんは自分が人より劣っていると思い込み、色の多すぎる世界を憎みどんどん鬱状態に陥る芭蕉さんと、贅沢過ぎる言い分に苛々する曽良くん。
ってとこまで妄想しますたぁあ
2013/05/09(Thu) 14:31
◆いもた妄想
いつも遠くを見てるおっさん。
に、惚れちゃった妹子。
未来を見据える太子と、先の事を見る余裕のない若人妹子。
何だかんだきちんと倭国の今後を考えてる太子。
それを知ってるけどあまりにもふざけた態度の太子に憤りが少しずつ溜まっていく妹子。
ある日それが爆発しちゃって太子に全部吐きぶつけちゃう妹子。
でもそんな事言われて泣いたり凹んだり出来るほど子供じゃない太子。
妹子も離れてしまうんだな、くらいに受け止めて放置。
一方妹子はもんのすごい後悔。
謝りに行って、太子の考えに少しだけ触れる。
という所まで妄想しますた。
2013/04/20(Sat) 02:25
◆まされん
※暗い
窓に叩き付けられる雨粒を横目に見て、真斗は小さく溜め息を吐いた。
傘はある。問題は着の身のまま雨に打たれて帰路の半ばを辿るルームメイト――神宮寺レン。
橙色の長い髪はしとどにに濡れそぼり、彼の薄い褐色の肌へぴたりと張り付いている。その様は同性の聖川から見てもひどく蠱惑的であったし、同時に一種の艶かしささえ覚えた。深い群青の瞳はどこか虚ろで、それでいて決して歩を緩める事はない。
彼は何処を目指しているのだろう。
関係無いと、一蹴されてしまう可能性が一番大きい。彼は聖川を嫌っていた。昔は頼れる「お兄ちゃん」だった彼――神宮寺レンは、今や弟として扱っていた聖川を憎んでいるようにさえ思える。目が合えば露骨に顔をしかめ、同室に住んでいるにも関わらず交わす言葉は八割皮肉という体たらく。
傘を差し出せば余計なお世話だと睨まれるに違いない。
しかし、雨に濡れる昔馴染みを放っておける程、聖川は薄情ではなかった。
::
「風邪を引くぞ」
凜とした声が聞こえて、レンが気だるげにゆっくりと振り向けばそこにいたのは予想通り聖川だった。息が上がっている所を見ると、走って来たのだろうか。白い頬には僅かに赤みが差し、聖川は一度大きく息を吐いてから、レンに傘を差し出した。
続かないよ!
マサレンうまいうまい。
レンちゃんがかわいすぎる
2013/03/24(Sun) 11:35
◆指切りげんまん
※病んでる燐
※燐雪
※志摩雪?
※ぐろ
「嘘吐いたら、針千本って指切りしたよな」
「に、…にい、さ、…やめ、」
ごろん。
息を吐く間もなく、俺の手で雪男は物になった。
間抜けに転がった首。
切り口からはぴゅうぴゅうと血が吹いていた。
約束したくせに。
俺だけの可愛い弟でいると約束したくせに。
志摩なんかと、キスをした。
許しがたい行為だ。
俺の、俺だけの可愛い弟。
だったのに。
「嘘吐きには、針千本だ。」
何も出来なくなった雪男。
小さな口に、ざらざらと沢山の針を入れる。
溢れた分は喉に刺して、刺せなくなったから流して、流した物は切り口からざらざらと出てきた。
それを延々と繰り返して、いつしか針は出てこなくなった。
「針千本、ちゃんと出来たな。偉いぞ雪男。許してやるよ。」
冷たくなった唇に、キスをした。
病んでる燐。
と
被害者雪男。
2012/08/16(Thu) 04:02
◆ストーカー
※最強のセコム=兄さん
※燐雪
※病んでる燐
(っ…)
後ろから、僕のものと同じ足音。
僕が止まればひとつぶん、余計に聞こえる足音。
ぶるりと鳥肌がたつ。
もう少し歩けば寮に着く。
これまで、あの足音が僕に直接牙を剥く事なんて、なかったんだから。
大丈夫。
今まで通りなら、大丈夫。
「雪男!」
恐怖に足の震えていた僕に、一筋の光が差す。
兄さんだ。
「にい、さ、」
だけど兄さんは、僕の後ろから来た。
ひとつぶん、余計に聞こえた足音もなくなっていた。
ストーカーはお兄さん
2012/08/15(Wed) 12:15
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